卵について

本日は、栄養の豊富さから「完全栄養食品」ともいわれている卵について書きたいと思います。

 

栄養成分に着目すると炭水化物はあまり含まれていませんが、たんぱく質や脂質をほどよく含み、

さらにビタミンやミネラルを豊富なのが特徴です。

 

カロリーに関与するタンパク質と脂質については

卵白1個分(30g)には3.0g含まれ、卵黄にも含まれているので、

卵1個を食べると成人男性の1日に必要なたんぱく質の約13%を摂取することができます。

脂質はほとんどが卵黄に含まれていますが、その中にはオレイン酸といわれる脂肪酸が含まれており、

悪玉コレステロールを下げる働きがあるといわれています。

 

ビタミンやミネラル、カリウムも多く含まれています。

カリウムは細胞の浸透圧を調整したり、筋肉の収縮に関わる栄養素です。

利尿作用があり、ナトリウム(塩分)を身体の外に排出することで

むくみの軽減や血圧低下が期待できます。
卵白には、卵白1個分で42mgのカリウムを摂取することができます。

これは、成人男性が1日の摂取目安量の約1.7%、成人女性の場合は約2%です。

 

ビタミンはビタミンAやビタミンDが特に含まれています。

ビタミンAは皮膚や粘膜の健康維持に働く栄養素です。

卵黄1個(20g)で30~64歳の男性の1日に必要なビタミンAの約21.5%、

女性の場合は約28%が含まれています。

またカルシウムの吸収をサポートし、骨を強くする働きのあるビタミンDは、

成人の1日に必要な量の約28.2%が卵黄1つに含まれています。

 

鉄と亜鉛も多く含まれています。

鉄は赤血球を作る上で必要となる栄養素で特に女性は不足しがちなので

積極的に摂取しておきたいところです。
卵黄1個(20g)に対して、鉄の含有量は約1.0mg。

これは、30歳男性において1日に必要な量の約15.4%、女性の場合は11.1%にあたります。

 

 

亜鉛はたんぱく質の再合成やDNAの合成に必要な栄養素で、

不足すると味覚障害をおこす可能性がある栄養素です。
卵黄1個(20g)には、30代男性が1日に必要な量の約7.8%、女性の場合は10%が含まれています。

これらの他にも様々な栄養素が含まれており、卵黄はかなり栄養価が高いことがわかります。

 

栄養面でかなり優れている卵。日常的に取り入れやすい食品なので、

食べ過ぎに気をつけながら摂取できると良いです。

生でも加熱でも美味しいので、ぜひ自分の好みの食べ方を見つけて卵を存分に楽しんでみてください。


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